- 2024.10.08
- 第17回（2024年度）分子科学会奨励賞を受賞いたしました！
受賞研究業績：分子の内部自由度に立脚した無水超プロトン伝導体の開拓
これを励みに、益々精進して研究を推進してまいります！
- 2024.09.10
- 日本結晶学会誌にて、出倉が行ってきた無水有機プロトン伝導体の研究に関する解説記事を書かせて頂きました。
"アゾリウム分子の結晶中分子回転運動に着目した無水プロトン伝導性有機結晶の開拓"
出倉 駿
日本結晶学会誌 66(3), 185–188 (2024).
doi: 10.5940/jcrsj.66.185
- 2024.08.24
- 東北大多元研芥川研究室D2の李さんと行った、サドル型分子テトラフェニレン誘導体の水吸脱着によるプロトン伝導性スイッチングに関する研究成果が、J. Phys. Chem. C誌にアクセプトされ、オンライン掲載されました！
"Proton Conductivity Switch for Hydrogen-Bonding Octaaminotetraphenylene Salts Through Crystal–Amorphous Transformation During H2O Sorption"
M. Li, T. Takeda,* S. Dekura, T. Akutagawa*
J. Phys. Chem. C in press, (2024).
doi: 10.1021/acs.jpcc.4c03866
- 2024.08.06
- 東北大多元研芥川研究室D1の佐藤さんと行った、キラル分子性結晶のプロトン伝導に関する研究成果が、J. Am. Chem. Soc.誌にアクセプトされ、オンライン掲載されました！
オープンアクセスですのでどなたでもお読み頂けます！
"Proton Conduction in Chiral Molecular Assemblies of Azolium–Camphorsulfonate Salts"
C. Sato, S. Dekura,* H. Sato, K. Sambe, T. Takeda, T. Kurihara, M. Mizuno, T. Taniguchi, J. Wu, T. Nakamura, T. Akutagawa*
J. Am. Chem. Soc. in press (2024).
doi: 10.1021/jacs.4c07429
東北大学のプレスリリースはこちら。
（東北大多元研ウェブサイト・東北大工学研究科ウェブサイトにも掲載。）
金沢大学のプレスリリースはこちら（PDFリンク）。
早稲田大学のプレスリリースはこちら。
- 2024.06.25
- 公益社団法人新化学技術推進協会 第13回新化学技術研究奨励賞を受賞いたしました！
これを励みに、益々精進して研究を推進してまいります！
- 2024.06.14
- 山口大学綱島研究室の大石さん、綱島准教授らと共同研究を行った、ハライド固溶体DABCO塩の構造、相挙動、誘電物性に関する研究成果が、CrystEngComm誌にアクセプトされました！
"Effect of halide solid solution on the structure, phase transition behaviour and dielectric properties of dabcoH+ chains"
Y. Ohishi, K. Sambe, S. Dekura, T. Akutagawa, A. Masuya-Suzuki, R. Tsunashima
CrystEngComm in press, (2024).
doi: 10.1039/D4CE00310A
- 2024.04.16
- 東大物性研森研究室の藤野助教、森教授と行なっていた、EDOT系オリゴマーとFnTCNQ(n = 0,2,4)の電荷移動錯体に関する研究成果が、Nature Commun.誌にアクセプトされました！
"Orbital hybridization of donor and acceptor to enhance the conductivity of mixed-stack complexes"
T. Fujino,* R. Kameyama, K. Onozuka, K. Matsuo, S. Dekura, T. Miyamoto, Z. Guo, H. Okamoto, T. Nakamura, K. Yoshimi, S. Kitou, T. Arima, H. Sato, K. Yamamoto, A. Takahashi, H. Sawa, Y. Nakamura, H. Mori*
Nature Commun. 15.0, 3028 (2024).
doi: 10.1038/s41467-024-47298-1
東大物性研のプレスリリースはこちら。
- 2024.03.23
- 京都工芸繊維大学の井本先生・中先生、大阪大学の藤内先生・岡先生（現：東北大）のグループと共同研究を行なった、ジピリジノアルソール骨格を含む配位子を用いたMOFの合成・構造およびブリージング挙動にに関する研究成果が、Inorg. Chem.誌にアクセプトされました！
K. Kikuchi, H. Sei, K. Okubo, N. Tohnai, K. Oka, S. Dekura, T. Kikuchi, H. Imoto,* K. Naka,* "Breathing Metal–Organic Frameworks Supported by an Arsenic-Bridged 4,4'-Bipyridine Ligand", Inorg. Chem., 63(9), 4337–4343 (2024). DOI: 10.1021/acs.inorgchem.3c04570
- 東北大多元研芥川研究室D3の溝上さんが行った、アルキルアミド基修飾トリプチセンの強誘電特性に関する研究成果が、J. Mater. Chem. C誌にアクセプトされ、オンライン速報版にて公開されました！
R. Mizoue, T. Takeda, S. Dekura, M, Kato, T. Fukui, Y. Shoji, T. Fukushima, S. Yamane, Y. Suzuki, J. Kawamata, T. Akutagawa,* "Ferroelectricity of Alkylamide-substituted Triptycene Derivatives", J. Mater. Chem. C, in press (2024). DOI: 10.1039/D3TC04752K
- 3月18日〜22日に日本大学船橋キャンパスで行われた、日本化学会第104回春季年会に参加し、アジア国際シンポジウムにて招待講演を行ってきました！
講演タイトル：Developments of anhydrous super-proton conducting molecular crystals utilizing internal degrees of freedom
- その他、Presentationsを更新しました。
- 2024.01.11
- 東北大多元研芥川研究室卒業生の井出さんが行っていた、スルホ基修飾ナフタレンジイミド塩の結晶構造・水吸着・誘電応答および電子輸送特性に関する研究成果が、J. Mater. Chem. C誌にアクセプトされ、オンライン速報版にて公開されました！
R. Ide, A. Kawasaki, T. Takeda, S. Dekura, N. Hoshino, W. Matsuda, S. Seki, T. Akutagawa,* "Condensed π-Molecular Arrangement for −C2H4SO3− Armed Naphtalenediimide", J. Mater. Chem. C, in press (2024). DOI: 10.1039/D3TC04231F
- 2023.11.28
- 出倉が主催・運営を行った有機固体若手の会2023冬の学校が11月24日〜25日に東北大学金属材料研究所で開催され、おかげさまで無事閉校いたしました！
- 2023.11.20
- 出倉が共著者として加わっている、東大物性研森研究室の藤野助教がFaraday Discussionで講演予定の研究内容が、会議に先駆けてFaraday Discussions誌にアクセプトされオンライン版に掲載されました！
T. Fujino,* R. Kameyama, K. Onozuka, K. Matsuo, S. Dekura, K. Yoshimi, H. Mori,* "Single-crystalline oligomer-based conductors modeling the doped poly(3,4-ethylenedioxythiophene) family", Faraday Discussions, in press (2023). DOI: 10.1039/D3FD00134B
- 2023.10.30
- 一般財団法人エヌエフ基金 2023年度研究開発奨励賞を受賞いたしました！
- 2023.09.25
- 九州大学の西新プラザにて行われたSSPC-21に参加し、口頭発表を行いました！
- 2023.09.25
- JST戦略的創造研究推進事業ACT-X 「トランススケールな理解で切り拓く革新的マテリアル」研究領域に課題採択頂きました。良い成果が生み出せるよう尽力したいと思います。
- 2023.08.17
- 千葉県の幕張メッセにて行われた9IDMRCSに招待講演者として参加し、口頭発表を行いました！
- 2023.08.12
- 東北大多元研芥川研究室卒業生の井出さんの、リン酸基修飾ナフタレンジイミド塩のプロトンおよび電子輸送特性に関する研究成果が、J. Phys. Chem. C誌にアクセプトされ、オンライン速報版にて公開されました！
R. Ide, A. Kawasaki, T. Takeda, S. Dekura, N. Hoshino, W. Matsuda, S. Seki, T. Akutagawa* "Proton Conduction Crossover and Pyrophosphate Bond Formation of −PO3H– Substituted Naphtalenediimide Salts", J. Phys. Chem. C, in press (2023). DOI: 10.1021/acs.jpcc.3c03931
- 2023.07.14
- 東北大多元研芥川研究室M2の佐藤さんの、キラルなdual rotator分子からなる柔粘性結晶の相挙動・分子運動性に関する研究成果が、Cryst. Growth. Des.誌にアクセプトされ、オンライン速報版にて公開されました！
C. Sato, T. Takeda, S. Dekura, Y. Suzuki, J. Kawamata, T. Akutagawa* "Chiral Plastic Crystal of Solid-State Dual Rotators", Crysta. Growth. Des., in press (2023). DOI: 10.1021/acs.cgd.3c00495
- 2023.07.04
- 東大物性研森研究室D3の小野塚さん、藤野助教、森教授との共同研究の研究成果がJ. Am. Chem. Soc.誌にアクセプトされ、オンライン速報版にて公開されました！
K. Onozuka, T. Fujino,* R. Kameyama, S. Dekura, K. Yoshimi, T. Nakamura, T. Miyamoto, T. Yamakawa, H. Okamoto, H. Sato, T. Ozaki, H. Mori* "Metallic State of a Mixed-Sequence Oligomer Salt That Models Doped PEDOT Family", J. Am. Chem. Soc., in press (2023). DOI: 10.1021/jacs.3c01522
- 2023.06.13
- つくばの物質材料研究機構（NIMS）にて行われた第24回超イオン導電体物性研究会（第84回固体イオニクス研究会）に招待講演者として参加し、特別講演を行いました！
- 2023.05.09
- 大阪大学の藤内教授、岡助教、赤井さん(D1)と行った、BTBTジスルホン酸－アミン共結晶におけるBTBT部位の精密配列制御とキャリア輸送特性に関する共同研究成果が、J. Phys. Chem. Lett.誌にアクセプトされました！
R. Akai, K. Oka,* S. Dekura,* K. Yoshimi, H. Mori, N. Tohnai,* "Precise Control of the Molecular Arrangement of Organic Semiconductors for High Charge Carrier Mobility", J. Phys. Chem. Lett., 14, 3461-3467 (2023). DOI: 10.1021/acs.jpclett.3c00334
- 2023.04.03
- 4年半お世話になった東京大学物性研究所 森研究室を離れ、4月より東北大学多元物質科学研究所 芥川研究室の助教に着任いたしました。
新天地で心機一転、より面白い研究ができるよう頑張ります！
- 2022.12.19
- 東大物性研森研究室卒業生の横森博士（現：立教大助教）と行った金ジチオレン錯体を用いた中性ラジカル結晶の物性に関する研究成果がChem. Lett.誌にアクセプトされ、オンライン速報版にて公開されました！
S. Yokomori*, S. Dekura,* A. Ueda, T. Higashino, H. Mori* "Neutral Radical Molecular Conductors Based on a Gold Dimethoxybenzenedithiolene Complex with and without Crystal Solvent", Chem. Lett., in press (2022). DOI: 10.1246/cl.220446
- 2022.10.18
- リン酸イミダゾリウム（2:1）単結晶の等方的無水超プロトン伝導性に関する研究の成果が、Angew. Chem. Int. Ed.誌にアクセプトされオンライン速報版に掲載されました！！
S. Dekura,* M. Mizuno, H. Mori,* "Isotropic Anhydrous Superprotonic Conductivity Cooperated with Installed Imidazolium Molecular Motions in a 3D Hydrogen-Bonded Phosphate Network", Angew. Chem. Int. Ed., in press (2022). DOI: 10.1002/anie.202212872
- 2022.10.03
- 日本物理学会2022年秋季大会（物性）＠東京、第16回分子科学討論会＠神奈川、ISCOM2022@Le Pouliguenに一般講演者として参加し、それぞれ口頭発表を行いました！
- 2022.07.28
- ICSM2022@Glasgowに一般講演者として参加し、口頭発表を行いました！
- 2022.07.01
- 大阪大学の藤内教授、岡助教、赤井さん(M2)と行った、BTBTジスルホン酸－アミン共結晶のアミン分子変調によるBTBT部位の配列制御に関する共同研究成果が、Bull. Chem. Soc. Jpn.誌にアクセプトされました！
R. Akai, K. Oka, S. Dekura,* H. Mori, N. Tohnai,* "Molecular Arrangement Control of [1]Benzothieno[3,2-b][1]benzothiophene (BTBT) via Charge-Assisted Hydrogen Bond", Bull. Chem. Soc. Jpn., in press, (2022). DOI: 10.1246/bcsj.20220134
- 2022.05.25
- 東大物性研森研の卒業生の亀山さん（2021年秋卒）と行っていた、硫酸水素イオンを用いた新規EDOT(= EthyleneDiOxyThiphene)ダイマー電荷移動塩におけるバンドフィリングが電子伝導性・電子相関に及ぼす効果に関する研究成果が、J. Mater. Chem. C誌に掲載されました！
R. Kameyama, T. Fujino,* S. Dekura, S. Imajo, T. Miyamoto, H. Okamoto, H. Mori*, "Band-filling effects in single-crystalline oligomer models for doped PEDOT: 3,4-ethylenedioxythiophene (EDOT) dimer salt with hydrogen-bonded infinite sulfate anion chains", J. Mater. Chem. C, 10, 7543-7551, (2022). DOI: 10.1039/D2TC01216B
- 2022.05.17
- 第2回ハイドロジェノミクス国際会議に招待講演者として参加し、口頭発表を行いました。
- 2022.05.11
- 先月Chemical Communications誌にアクセプトされた、分子性結晶中の水素－電子カップリング機能性開拓に関する最近の研究をまとめたFeature ArticleがPublishされ、Inside Front Converにfeatureされました！
- 2022.04.14
- 東大物性研森研で推進している、分子性結晶中の水素－電子カップリング機能性開拓に関する最近の研究をまとめたFeature Articleが、Chemical Communications誌にアクセプトされました！
出倉は後半の金属ジチオレン錯体結晶に関する箇所を卒業生の横森さん（現・立教大助教）とともに担当しました。
H. Mori, S. Yokomori, S. Dekura, A. Ueda, "Proton–electron-coupled functionalities of conductivity, magnetism, and optical properties in molecular crystals", Chem. Commun., in press (2022). DOI: 10.1039/D1CC06826A
- 2022.04.02
- ウェブサイトを引っ越しし、SSLにようやく対応しました！
- 2022.03.24
- Presentationsを更新しました。
- 2022.03.06
- 京大北川研究室時代に行っていたPdナノ結晶の水素吸蔵に関して、NIMSの坂田先生らとの表面・サブ表面水素の状態及び表面から内部への水素拡散に関する共同研究の成果がAppl. Surf. Sci.誌に掲載されました！
J. Tang,* O. Seo,* D. S. R. Rocabado, T. Koitaya, S. Yamamoto, Y. Nanba, C. Song, J. Kim, A. Yoshigoe, M. Koyama, S. Dekura, H. Kobayashi, H. Kitagawa, O. Sakata,* I. Matsuda, J. Yoshinobu, "Hydrogen absorption and diffusion behaviors in cube-shaped palladium nanoparticles revealed by ambient-pressure X-ray photoelectron spectroscopy", Appl. Surf. Sci., 587, 152797 (2022). DOI: 10.1016/j.apsusc.2022.152797
- 2022.02.17
- 東大物性研森研の卒業生の亀山さん（2021年秋卒）と行っていた、新規EDOT(= EthyleneDiOxyThiphene)オリゴマー電荷移動塩における鎖長伸長が電子相関に及ぼす効果に関する研究成果が、Phys. Chem. Chem. Phys.誌にアクセプトされました！
R. Kameyama, T. Fujino,* S. Dekura, H. Mori,* "Conjugation Length Effect on the Conducting Behavior of Single-crystalline Oligo(3,4-ethylenedioxythiophene) (nEDOT) Radical Cation Salts", Phys. Chem. Chem. Phys., in press (2022). DOI: 10.1039/D2CP00250G
- 2021.12.23
- 11月26~27日に行われた、第15回物性科学領域横断研究会にて出倉が口頭発表を行い、若手最優秀奨励賞を受賞しました！！
受賞者一覧はこちら。
物性研HPでの紹介記事はこちら。
ハイドロジェノミクスHP紹介はこちら。
- 2021.11.15
- 今秋にオンライン開催された第15回分子科学討論会にて、出倉と無水プロトン伝導体のプロジェクトを進めてくれている学生の西岡君（M2）が、分子科学会優秀講演賞を受賞しました！おめでとうございます！！
受賞者一覧はこちら。
東大物性研HPでの紹介記事はこちら。
- 2021.10.21
- 東大物性研森研の卒業生の砂入さん（2019年度卒）と行っていた、コハク酸イミダゾリウム単結晶の粉末化に伴う相挙動・無水プロトン伝導性・分子ダイナミクスの変調に関する研究の成果が、Solid State Ionics誌にアクセプトされオンライン版に掲載されました！！
S. Dekura,* Y. Sunairi, K. Okamoto, F. Takeiri, G. Kobayashi, Y. Hori,* Y. Shigeta, H. Mori,* "Effects of mechanical grinding on the phase behavior and anhydrous proton conductivity of imidazolium hydrogen succinate", Solid State Ionics, 372, 115775 (2021). DOI: 10.1016/j.ssi.2021.115775
- 2021.10.12
- 東大物性研の山下准教授、Johns Hopkins大のDrichko教授、東大理物の堀田准教授らとの共同研究の成果がnpj Quantum Materials誌に掲載されました！！
M. Yamashita,* S. Sugiura, A. Ueda, S. Dekura, T. Terashima, S. Uji, Y. Sunairi, H. Mori, E. I. Zhilyaeva, S. A. Torunova, R. N. Lyubovskaya, N. Drichko,* C. Hotta*, "Ferromagnetism out of charge fluctuation of strongly correlated electrons in κ-(BEDT-TTF)2Hg(SCN)2Br", npj Quantum Materials, 6, 87 (2021). DOI: 10.1038/s41535-021-00387-6
- 2021.09.25
- 日本物理学会2021年秋季大会（物性）に参加し、口頭発表を行いました。
また、第15回分子科学討論会に参加し、口頭発表を行いました。
その他、Presentationsを更新しました。
- 2021.08.27
- 先日の東大物性研森研PDの横森さんとの論文がJ. Mater. Chem C誌のThemed collection: Materials for molecular electronics and magnetismとして出版され、なんと出倉が描いた絵がBack Coverに採用されました！！
S. Yokomori, S. Dekura,* A. Ueda, R. Kumai, Y. Murakami, H. Mori*, "Modulation of the electronic states and magnetic properties of nickel catecholdithiolene complex by oxidation-coupled deprotonation", J. Mater. Chem. C, 9, 10718–10726 (2021). DOI: 10.1039/D1TC01111A
- 2021.06.08
- 筑波大の堀助教と共同研究を行った、コハク酸イミダゾリウム結晶中のイミダゾリウム分子回転と無水プロトン伝導機構に関する研究成果がJ. Phys. Chem. Lett.誌に掲載されました！
Y. Hori,* S. Dekura,* Y. Sunairi, T. Ida, M. Mizuno, H. Mori, Y. Shigeta, "Proton Conduction Mechanism for Anhydrous Imidazolium Hydrogen Succinate Based on Local Structures and Molecular Dynamics", J. Phys. Chem. Lett., in press (2021). DOI: 10.1021/acs.jpclett.1c01280
- 2021.05.20
- 東大物性研森研PDの横森さんとの、水素結合型ニッケルジチオレン錯体結晶における脱プロトン相関型電子状態変調に関する研究成果がJ. Mater. Chem C誌に掲載されました！
S. Yokomori, S. Dekura,* A. Ueda, R. Kumai, Y. Murakami, H. Mori*, "Modulation of the electronic states and magnetic properties of nickel catecholdithiolene complex by oxidation-coupled deprotonation", J. Mater. Chem. C, in press (2021). DOI: 10.1039/D1TC01111A
- 2021.04.01
- Publicationsを更新しました。
- 2021.01.13
- 共同研究の成果がAngew. Chem. Int. Ed.誌にアクセプトされました。
R. Akiyoshi, Y. Komatsumaru, M. Donoshita, S. Dekura, Y. Yoshida, H. Kitagawa, Y. Kitagawa, L. F. Lindoy, S. Hayami*, “Ferroelectric Spin Crossover Cobalt(II) Compound Induced by Polar Ligand Substituent Motion“, Angew. Chem. Int. Ed., in press (2021). DOI: 10.1002/anie.202015322
- 2021.01.13
- 東大物性研森研D3の亀山君との、新規EDOT(= EthyleneDiOxyThiphene)ダイマーおよびその電荷移動塩に関する研究成果がChem. Eur. J.誌にアクセプトされました！
R. Kameyama, F. Tomoko*, S. Dekura, M. Kawamura, T. Ozaki, H. Mori*, "The Simplest Model for Doped PEDOT (Poly(3,4‐ethylenedioxythiophene)): Single‐crystalline EDOT Dimer Radical Cation Salts", Chem. Eur. J., in press (2021). DOI: 10.1002/chem.202005333
- 2020.10.15
- 東大物性研森研D3の横森君との、金属ジチオレン錯体結晶における水素結合誘起型新規ベイポクロミズム現象に関する研究成果がJ. Mater. Chem C誌に掲載されました！
S. Yokomori, S. Dekura,* T. Fujino, M. Kawamura, T. Ozaki, H. Mori*, "Vapochromism induced by intermolecular electron transfer coupled with hydrogen-bond formation in zinc dithiolene complex", J. Mater. Chem. C, in press (2020). DOI: 10.1039/D0TC04280C
- 2020.04.13
- 東大物性研森研卒業生の砂入君（2020年度PhD卒業）と行った、イミダゾールージカルボン酸塩結晶中の無水プロトン伝導性に対する分子ダイナミクス効果の研究成果がJ. Phys. Soc. Jpn.誌に SPECIAL TOPICS: Frontier of Hydrogen Science の一部として掲載されました！
Y. Sunairi, S. Dekura, A. Ueda, T. Ida, M. Mizuno, H. Mori, "Anhydrous Purely Organic Solid-State Proton Conductors: Effects of Molecular Dynamics on the Proton Conductivity of Imidazolium Hydrogen Dicarboxylates", J. Phys. Soc. Jpn., 89, 051008, (2020).
- 2020.04.10
- 京都大学時代に東大物性研の山室教授、秋葉助教と共同研究を行った、α相Pd-Hの水素固溶熱測定に関する成果がJ. Phys. Chem. C誌にアクセプトされました！
S. Dekura, H. Akiba, O. Yamamuro, H. Kobayashi, M. Maesato, H. Kitagawa, “New Insights on the Formation Process and Thermodynamics of the α-Phase PdH(D)x through Direct Enthalpy Measurement of H(D) Dissolution”, J. Phys. Chem. C, in press. doi: 10.1021/acs.jpcc.0c01817
- 2020.03.10
- WebsiteをWordPress仕様に引っ越しました。
また、Presentationsを更新しました。
- 2020.02.18
- 共同研究の成果がNature Commun.誌に掲載されました。
K. Otake, K. Otsubo, T. Komatsu, S. Dekura, J. M. Taylor, R. Ikeda, K. Sugimoto, A. Fujiwara, C. Chou, A. W. Sakti, Y. Nishimura, H. Nakai, H. Kitagawa, “Confined water-mediated high proton conduction in hydrophobic channel of a synthetic nanotube”, Nature Commun., 11, 843 (2020). doi: 10.1038/s41467-020-14627-z
- 2019.10.01
- 日本物理学会2019年秋季大会（物性）に参加し、口頭発表を行いました。
また、第13回分子科学討論会に参加し、ポスター発表を行いました。
その他、Presentationsを更新しました。
- 2019.08.24
- 新学術領域ハイドロジェノミクス第4回若手育成スクールに参加し、ポスター発表を行いました。
- 2019.08.05
- 共同研究の成果がRSC Adv.誌に掲載されました。
O. Seo, J. Kim, A. Tayal, C. Song, L. S. R. Kumara, S. Dekura, H. Kobayashi, H. Kitagawa, O. Sakata, "The relationship between crystalline disorder and electronic structure of Pd nanoparticles and their hydrogen storage properties", RSC Adv., 9, 21311–21317 (2019).
doi: 10.1039/C9RA02942G
- 2019.06.11
- Presentationsを更新しました。
- 2019.04.12
- Websiteを移行し改装しました。
- 2019.03.15
- Pd及びPd周辺のナノ物質における吸蔵水素についての総説がChemPyhsChem誌に掲載されました。
S. Dekura, H. Kobayashi, K. Kusada, and H. Kitagawa, "Hydrogen in Palladium and Storage Properties of Related Nanomaterials: Size, Shape, Alloying, and Metal–Organic Framework Coating Effects", ChemPhysChem, in press.
doi: 10.1002/cphc.201900109
- 2019.03.15
- 日本物理学会第74回年次大会に参加し、口頭発表を行いました。
- 2019.03.11
- 共同研究の成果がACS Appl. Mater. Interfaces誌に掲載されました。
J. Lee, D.-W. Lim, S. Dekura, H. Kitagawa, and W. Choe, "MOP X MOF: Collaborative Combination of Metal-Organic Polyhedra and Metal-Organic Framework for Proton Conductivity", ACS Appl. Mater. Interfaces, in press.
doi: 10.1021/acsami.9b01026
- 2019.02.22
- 物質・材料研究機構 微細構造解析プラットフォーム地域セミナーにて招待講演を行いました。
- 2019.01.31
- 個人HPを開設しました。
https://orcid.org/0000-0003-2498-6428